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適正価格での査定・販売計画
2018-09-01
半年ほど前所有者様より査定依頼を頂き、訪問させて頂きました。
複数の不動産会社に訪問査定依頼をして頼む会社を選ぶとのことで、
売却の流れや、仕組みについて、査定額をお伝え致しました。
後日、所有者様より、他社に依頼するとの連絡がありました。
理由を伺うと、「査定額が一番高かったから」とのことでした。
そこで、改めて「査定価格」と「チャレンジ価格」等の違いを説明しました
「近々の市場を踏まえた、購入者が現れるであろうと思われる予想価格」
であることをお伝え致しました。
しかし、所有者様は一番高く査定した会社に専任で売却依頼されました。
それから3ヶ月後、その所有者様から連絡がありました。
依頼した不動産会社から、物件の問合せの数が少なく、
金額を下げないと厳しいので下げて欲しいとの要望があったそうです。
値下げ額は、当初の査定依頼時に弊社が提案していた査定額とほぼ同額でした。
この3ヶ月間の固定資産税・管理費・積立金等の費用は、全て所有者様の負担です。
物件価格から比べると大きな金額ではありませんが、売主様にとっては大切な資産です。
もったいない経費であると思います。
「査定額の意味にもっと早く気付いていれば良かった」と、
売主様がおっしゃられた言葉が印象的でした。
査定は値段競争ではなく、納得できる販売計画をご提案することです。
それは、私たちの使命だと認識しております。
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ページ作成日 2018-09-01