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相続登記が義務化されるの?
2022-07-16
相続登記義務化について解説しています。
以下、お客様:客 センチュリー21:セ
客:相続登記が義務化されると聞いたんですが?
セ:2021年4月、相続登記を義務とする不動産登記法の改正が国会で可決成立しました。
客:どうして相続登記は義務化されたのですか?
セ:所有者不明土地問題の解決を目的として、義務化されることになります。
客:所有者不明土地問題ですか?
セ:所有者が不明であったり、所有者は判明しているものの所在が分からなかったり
連絡がつかない土地の事です。不法投棄などで近隣問題となったり、復旧復興事業が
進められない等の問題が起きています。
客:どのような法律になるのですか?
セ:不動産を取得した相続人に対し、「その取得を知った日から3年以内に、所有権の
移転登記を申請しなければならない」と義務付けがされました。
客:もし、それまでに登記申請をしなければどうなるのですか?
セ:正当な理由が無くその申請を怠ったときは、10万円以下の過料が課せられます。
客:もう施行されているのですか?
セ:まだ施行はされておりません。2024年4月28日までには施行されると思われます。
客:では、施行されるまでの相続は登記義務が無いのですか?
セ:相続の発生が施行の前後に拘わらず、適用されます。
客:施行前の相続でも登記義務があるんですね…
セ:ですので、現時点で相続人となっていて名義変更登記が未了の方も、法律が
施行されたら相続登記が必要です。未了のままですと、10万円以下の過料が課せられる
可能性があります。
客:気を付けないといけませんね…
セ:まずは不動産会社に相談し、司法書士事務所を紹介してもらうと良いかと思います。
客:わかりました、有難うございます。
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ページ作成日 2022-07-16