ブログ
-
価格変更はどのように行えばよいの?
2022-07-10
価格変更のタイミングについて解説しています。
以下、お客様:客 センチュリー21:セ
客:売却中の物件価格の変更をするときに、気を付けておくことはありますか?
セ:まずは依頼されている不動産会社がしっかりと営業活動されているのか、
確認が必要です。しっかりと営業活動を行ったうえでお問合せやご案内の件数が
少なければ価格を下げるという判断になりますので、むやみにか価格を
下げるということをしないように気を付けて頂きたいです。
客:一般的に営業活動はどれくらいで一通りのことができるのですか?
セ:概ね一ケ月です。
ポータルサイトに掲載し不動産を探している方に直接アピールしたり
『レインズ』という不動産会社が見れるサイトに掲載し他の不動産会社を通じて
探している方にもご紹介されます。もちろん自社にご登録いただいているお客様にも
ご紹介しますし、チラシでの広告活動をする会社もあります。それらが一定範囲まで
告知できるのに一ケ月くらいです。
客:値下げをする場合は、どれくらい下げるのですか?
セ:例えば2,000万円査定価格に対して2,280万円で売却スタートした場合、一ケ月間
売却活動した結果、ご案内の数など買主候補の引き合いが想定より少なければ、
概ね5%の100万円を値下げすることをご提案いたします。
客:結構大きく値下げするんですね・・・
セ:確かに大きく値下げすることになりますが、最終的に価格交渉が入ることも
多いですので、その幅よりも大きく下げしないとインパクトが弱く、例えば50万円の
値下げでは引き合いにあまり変化がありません。
客:改善されなければ意味がないですものね・・・
セ:そうなんです。その後にさらに50万円下げて合計100万円の値下げをすることに
なっても、市場の中では2,230万円の物件が2,180万円になったと認識されますので
効果が薄いです。
客:なるほど、だから最初から5%の提案なんですね!
セ:もちろんできるだけ高く売却できるように進めているのですが、そのために大きく
値下げをするのです。
客:一ケ月で5%下げてその後も売れなかった場合はさらに値下げするのですか?
セ:そうご提案することが多いです。その時期になるともともとの査定金額を
忘れてしまいがちなのですが、査定金額くらいまでさげることをご提案します。
客:確かに私もすでに査定金額を忘れていました。
セ:今、お伝えしたのは一例にすぎませんし、もちろん売主様のご都合もそれぞれ
ありますので柔軟に対応させて頂きますが、一つご注意していただきたいことが
あるんです。
客:どういったことですか?
セ:売却の担当者は、無意味に値下げを提案しているわけではないということです。
安く売ろうとしているのではないかと思われたりするのですが、お気持ちは
分かりますが、ご売却を担当している不動産会社はできるだけ高く売却できるように
努力し、それでもご売却ができなかった場合に値下げのご提案をさせて
頂いているんです。
客:高く売れた方が仲介手数料も入りますものね?
セ:確かにそうかもしれませんが一番は売却を任せて頂いたという責任がありますので・・・
お話をまとめますと査定金額に対して10%を上乗せした場合、値下げの
タイミングとしては一ケ月毎にご提案させて頂き、概ね5%程が目安ということ、
できるだけ高値でご売却するために努力したうえでのご提案ということです。
「札幌市の不動産売却ならアルガホームにお任せください」
札幌市手稲区西宮の沢4条1丁目11-26
センチュリー21アルガホーム
☎011-215-8703
テーマ名
ページ作成日 2022-07-10