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相続放棄って何ですか?
2022-10-04
離婚売却について解説しています。
以下、お客様:客 センチュリー21:セ
客:相続が生じた場合、必ず遺産は受け取らないといけないのでしょうか?
セ:いいえ、必ずしも受け取る必要ありません。もしも受け取る遺産がプラスの財産よりも
マイナスの財産が多い場合、相続放棄と限定承認という方法があります。
客:この2つの違いって何ですか?
セ:はい、相続放棄は文字通り一切の相続を放棄することです。放棄すると相続人で
なかったことになり、その子や孫も代襲相続することができなくなります。これは
マイナスの財産しかないことがはっきりしている場合に有効です。一方、限定承認とは
プラスの財産がマイナスの財産を上回ることが前提でマイナスの財産を
引き継ぐことです。場合によってはマイナスの財産がプラスの財産を上回った場合、
超過分を支払う必要がないので負債がどのくらいあるか分からないときに有効です。
客:では、相続財産がわからないときは限定相続をしたほうがよさそうですね。
セ:そうなんですが、限定承認は相続人全員が合意し、共同で行う必要がありますので
注意が必要です。
客:相続放棄と限定承認のやり方や期限はありますか?
セ:相続があることを知ってから3ヶ月以内に家庭裁判所で手続きをしなければなりません。
期限を過ぎてしまうと相当の理由がある特殊な場合以外は無条件で相続することに
なります。
客:なるほどその他に何か気をつけることはありますか?
セ:はい、相続放棄も限定承認も相続開始の被相続人が死亡した日から3ヶ月以内に
行ってください。
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ページ作成日 2022-10-04